2014年4月27日『日本ロッシーニ協会』例会の講演内容と報告
日本ロッシーニ協会での講演、第2回目は、『 ガエターノ・ドニゼッティのオペラ《 劇場界の都合・不都合 》とロッシーニ 』という題目で話しました。
ドニゼッティのオペラ 《 劇場界の都合・不都合Le convenienze ed inconvenienze teatrali 》は、 ガエターノが当時の劇場界の人々、歌い手や台本作家、興行主たちの勝手・わがままを風刺して作曲した作品です。このオペラの中の劇中劇の部分には、ロッシーニの《 オテッロ 》の「柳の歌」が使われています。
《劇場界の都合・不都合》を通して、まず前半は、ドニゼッティとロッシーニの関係やドニゼッティの初期のオペラ作品の傾向、そして、クリティカル版の作成経緯などを講演し、後半はオペラの解説とDVDの鑑賞をしました。
当日使用したスライドとともに、講演内容の報告をいたします。
- 日本ロッシーニ協会講演内容 [前半](695KB)
- 日本ロッシーニ協会講演内容 [後半](636KB)